お久しぶりです。労災系ブロガーめかヴです。
ちょっと今年から始めた新しい仕事に慣れたりすることもあって、ブログの更新が滞ってました💦
久々の5連勤もちょいちょいあり、身体がしんどかったので、黒酢飲料やお灸でセルフケアをしてました(おすすめ✨)
もうじき入社半年で、少しゆとりができたので、久々にブログを更新しました。
以前から触ってみようと思いつつも手が出せなかった、「ChatGPT」に関する話題です。
使い方、初期設定
色々なサイトでさんざん説明されていることなので、今更深くは説明しませんが、OpenAIのサイトから、新規でアカウントを登録します。Googleアカウントのようなソーシャルアカウントと連携するのが、一番手っ取り早いと思います。
アカウント登録の際は、生年月日、電話番号(2段階認証に必要)を入れ、ロボットでないことを証明するためのクイズに答えれば、完了です。
敷居は高そうでしたが、いざやってみたら非常に簡単でした
実践編
とりあえず、挨拶してみる
なるほど、なんでもお気軽にお聞きください、との事。
ここまでは、最近よくあるカスタマーサポートのチャットサービスのような印象。
それでは早速、、
職場でパワーハラスメントを受けていることを相談してみる
Q1.上司達からのパワーハラスメントで困っています A1. パワーハラスメントに遭っていることは非常につらいですね。まずはあなた自身の安全と健康が最優先ですので、以下のステップを考慮して対処してみてください。 1.証拠を集める: パワーハラスメントの具体的な状況や証拠を記録しておくことが重要です。メールやメッセージの保存、目撃者の情報など、できるだけ多くの証拠を集めましょう。 2.法律や企業のポリシーを確認する: 所属する企業や組織のポリシーや規定を確認しましょう。パワーハラスメントに関する具体的な定義や報告手続きについての情報を得ることが重要です。 3.相談できる人を探す: パワーハラスメントについて信頼できる上司や人事部などの担当者に相談することを検討してください。もし職場内で相談するのが難しい場合は、労働組合や労働相談窓口などの外部の支援組織に連絡することも考えましょう。 4.フォーマルな報告手続きを行う: もし内部での問題解決が難しい場合や、状況が改善されない場合は、企業の報告手続きを利用して問題を上層部に報告することを検討してください。 5.心のケアをする: パワーハラスメントの経験は心理的に大きな負荷となる場合があります。必要ならば、専門のカウンセラーやサポートグループに参加することも考慮しましょう。 パワーハラスメントは法的にも企業の規定に違反する行為ですので、あなたの権利を守るために行動することが重要です。専門家の助言やサポートを受けることもおすすめです。
なるほど、こういう回答は、どこかの法律相談所のホームページから引っ張ってきて、自然な文章に整形しているとは言え、本当に職場トラブルで落ち込んでメンタルやられている時に、慰めてくれ、解決策まで提案してくれるとなると、ある程度は救われるかもしれません。
そりゃChatGPTも流行る訳だ
ちなみに、1.で提案してくれている、「証拠を集める」という点については、私もこのブログの記事の色んな所で、その重要さを説いています。宜しければ他の記事も参考にしてみてください。
もう少し踏み込んだ質問をしてみる
上の回答でChatGPTが提案してくれた、「労働窓口やカウンセラーに相談する」という提案について、それでも解決しなかった場合のことを聞いてみました。
(ちなみに、私がパワハラを受けていた時も、企業の相談窓口に通報しても、うやむやにされたし、労働基準監督署は調査が杜撰だったし、警察の刑事課も「法廷で証言してくれる人がいない」ことを理由にまともに取り合ってくれませんでしたので、この質問はある程度実体験に基づいています)
Q2.企業のカウンセラーや労働基準監督署、警察の刑事課に相談しましたが、まともに取り合ってくれず、何の解決にもなりませんでした。どうすれば良いですか? A2. ご相談された先々での対応が不十分だったとのこと、それは非常に困難な状況です。以下にいくつかの手段を提案しますが、個々の状況に応じて判断してください。 1.再度、関係機関に相談する: 一度相談した機関に再度連絡し、状況の深刻さや対応の不十分さを強調して伝えてみてください。もし別の担当者に相談できるならば、それも試してみてください。 2.労働弁護士や法律アドバイザーに相談する: パワーハラスメントの問題は法的な側面も関わってくる場合があります。労働弁護士や法律アドバイザーに相談し、適切なアドバイスや法的な支援を受けることができます。 3.労働組合や労働団体に相談する: もし労働組合や労働団体に所属している場合、彼らに相談してサポートを求めることも考えてください。彼らは労働者の権利を守るための経験と専門知識を持っています。 4.メディアやソーシャルメディアを利用する: 状況が改善されない場合、メディアやソーシャルメディアを利用して公に問題を訴えることも選択肢の一つです。ただし、法的な制約や会社のポリシーに留意する必要があります。 5.転職を検討する: 最終的な手段として、パワーハラスメントの状況が改善されない場合は、他の職場への転職を検討することも視野に入れてください。自分の健康や幸福を最優先に考えることが大切です。 注意点として、私は法的な専門家ではありませんので、具体的な法的アドバイスは提供できません。労働弁護士や専門家のサポートを受けることをおすすめします。
もっともらしいことを言っているように聞こえるあたりは、さすがChatGPTと言いたいところですが、このあたりから若干、苦しい回答が見え隠れしてきます。
「1. 一度相談した機関に再度連絡し、状況の深刻さや対応の不十分さを強調して伝えてみてください。」とありますが、私の場合、一度労災申請を棄却され、再度対応の不十分さや矛盾点を長々と文書にまとめて再度相談したけど覆らなかった経験があります。
この辺はChatGPTの言う通り、個々の状況に応じて判断してください、という事なんでしょう。
また、「2.労働弁護士や法律アドバイザーに相談しましょう」と簡単に言ってくれますが、パワハラをもし裁判沙汰にした際、もし仮に勝訴して損害賠償取れたとしても、弁護士に払う初期費用&成功報酬を引いたら収支はプラマイゼロ、いや、マイナスになるケースがほとんどなので、現実的ではない問題があります。
私も弁護士に相談したことはありますが、正式な依頼は金銭面の問題で断念した経緯があります。
「法テラス」という制度もありますが、これは収入・資産どちらかが一定数あると、無償で利用できないという制約があります。
[参考記事]
やっぱり現実的なのは「4.ソーシャルメディアを利用して公に問題を訴える(私がやっているようなこと)」や、「5.転職を検討する」になってくるのかなぁ、と思います。パワハラが蔓延するブラック職場こそ、人手不足で淘汰されるべし。
パワハラ加害者に復讐したい?
とはいえ、パワハラ加害者が何の社会的制裁も受けることもなく、のうのうと生活を送っているのもまたやりきれない事実。
Q3.パワーハラスメントの加害者にどうしても報復してやりたいです。アドバイスください! A3. 理解できる気持ちですが、報復は一般的には好ましくありませんし、さらなる問題を引き起こす可能性があります。以下に代わりのアプローチを提案します。 自己保護を優先する: 自分の安全と健康を最優先に考えましょう。報復行為はあなた自身にも悪影響を及ぼす可能性がありますので、冷静さを保ちながら行動しましょう。 直接の対話を避ける: 加害者との直接の対話や対立は、状況を悪化させることがあります。避けることで、エスカレーションを防ぎましょう。 サポートを受ける: パワーハラスメントに対処するために、信頼できる友人や家族、カウンセラー、労働組合などのサポートを受けることをおすすめします。彼らはあなたを支え、適切なアドバイスを提供してくれるでしょう。 法的なアドバイスを受ける: パワーハラスメントの問題に関しては、労働弁護士や法律専門家のアドバイスを受けることが重要です。彼らはあなたの権利を守るための適切な手続きや行動方法を教えてくれるでしょう。 自己成長に注力する: パワーハラスメントの経験から学び、自己成長に向けて努力しましょう。自己啓発やスキルの習得に取り組むことで、将来のキャリアにおいてより強くなることができます。 環境の変化を模索する: もし現在の職場が改善不可能な状況である場合、他の職場やキャリアの選択肢を探ってみることも検討してください。新たな環境で再出発することができるかもしれません。 報復行為は、法的にも倫理的にも問題があることを再度強調します。自分の健康や幸福を守りながら、建設的な解決策に焦点を当てることが重要です。
理解できる気持ちですが、報復は一般的には好ましくありませんし、さらなる問題を引き起こす可能性がある、と諭されました。そりゃそうか
このあたりから、既に先ほど聞いたような回答がもう一度出てきますが、要約すると「1.周囲への助けを求める」「2.どうしてもダメならさっさと転職する」といったところでしょう。
おまけ 加害者に呪いをかける、っていうのは?
半ば冗談で、こんなことを聞いてみました。
Q4.縁切り神社とかに、パワーハラスメントの加害者への、ありったけの呪いを込めて祈ったら、何かが変わると思いますか? A4. 私は科学的な根拠や証拠に基づく情報を提供するAIですので、超自然的な力や呪いについては評価や効果の保証をすることはできません。縁切り神社や呪いによる影響については、個人の信念や宗教観念に依存します。 ただし、建設的な解決策や実効的な手段を探すことがより効果的な結果をもたらす可能性が高いです。前述したように、報復や呪いといった負の感情に基づく行動は、問題を悪化させる可能性があります。 問題を解決するためには、法的な助言やサポートを受けること、適切な機関に報告すること、自己保護や自己成長に注力することが重要です。専門家やサポートシステムの助けを借りながら、より健全な解決策を追求することをおすすめします。
そりゃそうだよね、っていう回答でした。(そしてさっき聞いた内容をもう一度聞かされる)
ちなみに私は、都内最強と名高い縁切りスポット「縁切り榎」には行ったことがあり、こちらのブログ記事でまとめています。宜しければ参考にしてみてください。
まとめ
初めて使うChatGPTですが、思ったより使用するハードルが低いことには驚きました。
言語生成AIについては、巷で様々な議論が交わされておりますが、GPTの奴隷にならず、正しく付き合えば、日頃の業務改善に有用だと思っております。
プログラミングのソースコードも生成できるらしいので、ゆくゆくは、このサイトのWebアプリ「精神疾患の労災申請チェッカー」に追加機能を付けたりしたいなぁ…
それでは、今回付き合ってくれたChatGPTにお礼を言って、締めようと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
ありがとうございました。ブログで拡散させて頂きます。 >>どういたしまして。ブログを通じて情報を広めることは、他の人々にとっても役立つかもしれません。ただし、公開する際には注意が必要です。個人や組織のプライバシーや名誉を侵害するような内容にはならないように気をつけてください。 また、法的な側面や倫理的な観点も考慮し、正確な情報を提供するよう努めてください。パワーハラスメントの問題についての正しい理解を促進することは重要です。 問題解決の一環として、声を上げることは重要な一歩ですが、自身の安全や法的な規制に留意することもお忘れなく。幸運をお祈りしています。
個人や組織のプライバシーや名誉を侵害するような内容にはならないように気をつけてください。
⇒特定の個人名や組織名には触れていないので、ヨシ!
[2023/7/30追記]
ChatGPT絡みの話題はめっきり聞かなくなりましたが、世間に浸透したが故ということなのかなぁ…