👆普段のメンタルヘルスケアはコチラ(無料プランあり)

ブログ 日記

障害者雇用で社会復帰してから

お疲れ様です。労災系ブロガーめかヴです。

(仕事がそれなりに忙しくて、すっかり更新滞ってしまいました💦)

無事に社会復帰を果たして1年と3か月経ちました。

業務上で、新しいことにアサインされたりもしているので、ここまでくれば職場に定着できたといっても過言ではないでしょう。

今回は、社会復帰してから、実際に過ごした経験をまとめてみました。障害者雇用に不安を抱えているかたの助けになれば幸いです。

私の通所履歴

以下、入社してからこれまで過ごした出来事について、月別にざっくりまとめます。

2023年1月

初日に同期入社の方々が10人くらいいて、一緒に会社PCのセットアップや、オリエンテーションを行い、その後は研修スケジュールに沿って、1か月ほど、じっくり研修を行いました。

ちなみに、障がい者雇用であることについて、自分から他の職場の社員にカミングアウトするようなことは、今日にいたるまでしていないです。

また、上司との面談以外にも、最初は2週間に1回くらいの頻度で、会社の産業医との就労定着面談があり、困りごとを吸い上げる仕組みが整備されていました。(これは入社後半年くらい続きます)

2月、3月

トレーナーの先輩社員が1人ずつ付きますが、この辺りから実業務に入りました。

当時はまだコロナ禍が尾を引いていた時期(とりあえずマスクは付けようか…みたいな空気)だったと記憶しており、フルリモートで勤務していました。

もちろん、業務を進める中で、不明点が次から次へと出てくるわけですが、業務を進める上でのQ&Aページが、社内のWebサイトに整備されていますし、Slackのような社内のコミュニケーションツールで、他の社員にすぐ聞けるので、ストレスはあまり感じなかったです。

私の歴代の日系職場(パワハラを受けた職場も含む)においては、「慢性的な人材不足」「業務の属人化」「社員育成体制の不備」「業務手順書がない」というのが、当たり前(そして、時代遅れの根性論がまかり通る)でしたので、大きなカルチャーショックを受けるとともに、感動を覚えました✨

職場の心理的安全性さえ確保されていれば、障がい者でも一般社員でも定着すると私は思っています。

4~6月

このあたりから気温も暖かくなり、気分も上向いてきた覚えがあります💡

先述の社内のコミュニケーションツールは、仕事だけでなく、社内の同好の志がつながる目的でも活用されているので、ふんだんに活用して、他部署との交流を深めました。(私の場合はビデオゲームなど)

今でも定期的に集まって一緒に遊んでいます。

また、このあたりで、入社してから続いてきた就労定着面談が終了し、会社的には定着できたと判断したのかと思います。

7月、8月

就労定着面談が終わったのもつかの間、このあたりは台風がたびたび上陸し、気圧の影響でメンタルがダウンし、さらには会社も繁忙期であったため、精神的にかなり辛かった時期でした。(こうして書くと色々ありましたね)

メンタルが原因で会社を休むことは無かったのですが、今思えばけっこう無理をして仕事していたかな、って思います。

それでも、(歴代職場ほどの)ハードな残業は無いので、なんとかやってこれました。

今思えば、メールチェックだけで午前中いっぱいが潰れるような、これまでの職場が異常だった

9月~12月

このあたりから、チーム内でのリーダータスク(他の社員からの質問に対して回答する立場)の認定に向けて、社内のトレーニングプログラムを受け始めました。多少のフィードバックはあったものの、一発で合格しました。

また、これまでの職場や、就労移行支援で学んだプログラミング言語の知識を活かして、定型業務を自動化して工数削減に貢献したり、業務でこれまで見えなかったデータをグラフで可視化したり、通常の仕事以外にも色々やってました。

(私はpython大好き人間なのですが、業務が落ち着いたら、スキルアップのために色々新しいことをやってみたい。けど、体調を安定させるのが優先という感じです)

2024年1~3月

また大きな組織変更がアナウンスされたり、元旦に発生した地震が業務にも影響したり、大変な状況もありました。

また、通年の中で最も寒い時期であることが、やはりメンタルにも悪影響を及ぼすため、仕事用の体力を確保する上で、まだまだ課題は多いと感じます。

自分のメンタル対策としては、こんな感じです🖊

  • お風呂に入る、
  • 散歩がてら出社する、
  • 栄養剤を飲む、
  • ツボにお灸をする
  • 疲れている時にはちゃんと寝る

その他

私は障害者雇用という立場でありながら、周りと遜色ないパフォーマンスを発揮する心構えで働いていますが、「会社から少し過剰に配慮されている」と感じることもたまにあります。

障害者雇用であることは、周りの社員には徹頭徹尾、公言していない(一部の管理職しか知らない)のですが、「周りから、『なんであいつだけが』と思われているかもしれない」という疑念はどこかでよぎるので、上手に折り合いをつけることが大切だと思います。

(1年目のうちは、メンタル起因、病欠起因で仕事を休むことは、チーム内の社員では少なかった方なので、「業務に穴を開けていないのだから良いじゃないか」と思って過ごしていました)

とは言え、変化の速い業界なので、負荷が高い時期は、お風呂にゆっくり入ったり、栄養サプリを飲んだり、あの手この手で乗り切っていましたね。。

[2024年11月追記]

社内で、2025年の年明けから出社方針になるのでは、という噂があり、完全に生活を出社中心に戻すべく、服用していたSSRIや入眠剤の減薬に少しずつ取り組んでおります。

ただ、数年間飲み続けていた薬を減らしていくのは、結構きつい

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今年も4月になって暖かくなり、多少仕事にも余裕が出てきたので、久々に記事を書いてみた次第です。

ちょうど4月から、障害者雇用の法定雇用率が2.3% -> 2.5%に引き上げられて、雇い入れ人数が増えた背景もあるので、採用する側、障害者雇用への応募を検討している側、双方にとって、何かしら得るものがありましたら幸いです。

余談ですが、私は障害者雇用枠で働いている側として、同じく障害者雇用の新入社員の教育に当たることもあるのですが、定着率の低さを実感しています。

障害の特性は人によって千差万別なので、ちょっと適応できない要素(例:「社内のITツールが使いこなせない」「対人トラブルを起こす」)があると、すぐに休職に入ってしまう例をいくつか見てきたので、障害者雇用ノルマは、企業側/人事側にとっても頭の痛い問題だと思います。

質問がありましたら、ぜひ私のマシュマロまで!

宜しければクリックお願いします✨

最近の投稿

  • この記事を書いた人

労災系ブロガーめかヴ

上司達からの執拗なパワーハラスメントが原因で、休職・退職に追い込まれた際、自力で労災申請を行う。その経験から得た知識を共有すべく、当ブログを立ち上げる。

-ブログ, 日記